
Q.そもそも「フリースクール」とは何ですか?
A.「フリースクール」とは、元々は西洋発の自由教育の手法を表し、その源流は今から100年以上前に開校した"Summerhill School"(サマーヒルスクール)にあると言われています。その後「フリースクール」という言葉・概念は、不登校問題が顕在化してきた1980年代の日本へと渡り、不登校の子どもの居場所、という意味も持つようになりました。

Q.学校に通いながらフリースクールを利用できますか?
A.公立・私立の小中学校や、教育支援センター等との併用も可能です。例えば「午前中はフリースクールで過ごして、午後から学校(在籍校)へ行く」、「この曜日はフリースクールに、この曜日は教育支援センターに通う」という利用の仕方もできます。当スクールでは、子どもたち一人ひとりの多様な学び・育ちを応援します。

Q.何歳から何歳ま で通えますか?
A.当スクールはいわゆる義務教育年齢(満6歳~満15歳)の子が対象です。小学1年生から中学3年生までのお子さんが通えます。高校生年齢以上のお子さんにつきましては個別にご相談ください。

Q.フリースクールに通う場合、学校(在籍校)の出席日数はどうなりますか?
A.在籍する小・中学校の校長が認めれば、フリースクールに通うことも出席扱いとしてカウントされる制度(いわゆる「出席扱い制度」)があります。当スクールは鳥取県教育委員会に認定されており、2025年12月時点で出席扱いを希望するご家庭のお子さんの100%が認められています。

Q.送迎はありますか?
A.はい、ございます。9時から10時までの間にご自宅または待ち合わせスポットまでお迎えに上がり、17時に米子駅南口までお送りします。完全無料です。

Q.高校進学のサポートはありますか?
A.はい、全日制・定時制・通信制高校への進学など、進路相談を丁寧に行っております。実際、当スクール開校後1年も経たないうちに希望の高校進学を果たしたお子さんもいます。何でもご相談ください。

Q.学習サポートはありますか?
A.学習については、ICT教材を用いた勉強に取り組むことができます。学び直しや先取り学習にも対応しており、学年を問わずお子さんのペースに合った学習ができると好評です。もちろんご自宅で進めているワークや宿題のサポートもできますので、どうぞお気軽にご相談ください。

Q.急な欠席や早退をしないか不安です。どのように連絡すれば良いですか?
A.当スクールは「いつ来ても、いつ帰ってもいい」をモットーにしており、欠席のご連絡は一切必要ありません。また、欠席や早退をしたからといって誰からも咎められることはありませんのでご安心ください。ただし、修学旅行など特別な行事の際は事前のご連絡をお願いする場合がありますので、予めご承知おきいただければ幸いです。

Q.県外からでも通えますか?
A.はい、鳥取県外からでも通えます。実際にお隣の島根県から通学しているお子さんもいます。また、学校長の判断によりますが、例え県外にお住まいであっても当スクールに通った日数がその学校(在籍校)の出席扱いとして認められます。送迎につきましては、個別にご相談いただければ幸いです。

Q.お弁当は必要ですか?
A.昼食時間をまたぐ場合は持参をお願いしています。昼食に関していえば、お子さんによってはご自宅から材料だけ持ってきてフリースクールで料理する子もいますが、それも認められています。また、不定期ではありますが、子どもたちによって昼食作りが企画されることもあり、そういった場合は事前にフリースクールからご連絡いたします。

Q.体験や見学はできますか?
A.もちろん可能です。当スクールでは無料見学を実施しており、保護者の方のみの見学も大歓迎です。無料体験の他、週に1日から通えるプランもございますので、お試しでフリースクールの雰囲気を味わうこともできます。ご見学や体験のお申し込みは、『お問い合わせ』よりお申し付けください。

Q.例えば入学試験など、フリースクールへの入学条件はありますか?
A.特にございません。①ご見学→②体験→③入学の流れで、時期を問わずいつでもご入学できます。ただし、自己決定が尊重されるフリースクールの性質上、ご見学や体験後にお子さんご本人に入学のご意思がない場合はお断りしてしまうことを予めご了承ください。入学に関して少しでもご心配な点があれば、ぜひ一度ご相談ください。
